食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編では、それぞれの食品の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。
食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、嗜好的、趣味的に、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。
ところが、その食品の種類、作り方、食べ方などは、季節により、地域により、また国により、さらに、栄養面、利用面などから、かなりまちまちであるといえます。特に、近年、多くの食品が加速度的に改良され、新商品が続々登場し、また、あらゆる種類の食品が輸入され、今では、店頭には、季節を問わず、産地を問わず、多くの商品が並んでいます。
飽食時代としては、それは素晴らしいことではあるのでしょうが、その反面、あまりにも豊富な種類のため、自分に適したもの、あるいは、自分がどのようなものを欲しがっているのか、さらに、どのようにして選べば良いのか、いつ買えば良いのか、頭の中がパニック状態になっているのも間違いありません。また、栄養的に、あるいは、その食材に適した料理法がよく分かわからないまま使うケースがよくあります。
さらに、例えば、寿司屋で「何をにぎりましょうか?」と尋ねられても、旬の魚の名まえが口にでてこないので「大将に任すよ!」、お品書きをみてもピンとこないので「隣の人と同じものをにぎって!」、特に出世魚になると呼び名が変わるので、しかたなく「コレ、にぎって!」なんてことになり、やはり、「寿司屋より回転寿司の方が気楽でいいや!」ということにもなりかねません。
でも、それはそれで良いのでしょうが、自分の個性を感じることも、せっかくの人生ですから、あっても良いのではないでしょうか。とまあ、こんな思いから、また自分の勉強・学習のためにこのサイトを立ち上げました。要するところは、知らないより知ってから楽しむ、知ってから利用する、知ってから子供に教えることの方が、ずっと有意義ではないかと思っているからです。